生きていく上でお金は必要不可欠なものです。
できればたくさん稼いで幸せを手に入れたいものですよね。
でもたくさんのお金を稼いでいてもなぜか幸せになれない、生活は不自由ないはずなのに幸せを感じられないという人は意外と多いです。
今回は幸せになるためのお金の使い方について、気をつけることやどんなものを買うと幸せになりやすいかなどご紹介したいと思います。
なぜ幸せを感じられない?
普段何気ない生活の中で人はたくさんのお金を使っています。
生活必需品から趣味や好きなものなどいろいろなものにお金を使っていると思います。
中にはたくさん稼いでたくさん買って、裕福なはずなのになぜか幸せを感じられないなんて人もいるのではないでしょうか。
幸せとはかなり漠然としたものなので、人ぞれぞれ定義が異なることでもあります。
お金を使うことで得られる幸せには2つの種類があります。
短期的で非常に幸福度の高い幸せ
わかりやすい例を上げるなら、買い物で素敵なものを見つけて買った時の喜ばしい気持ちからくる幸福感です。
長期的な緩やかな幸福感を得られる幸せ
ずっと大切に育てていたものが実った時などに得られる比較的小さな幸せです。
なぜか幸せを感じられないと思っている人の多くは、前者の短期的で幸福感の強い幸せを得るべくお金を使っている場合が多いです。
一時的に非常に高い幸福感に包まれることができますが、それはすぐに消えてしまうので残らない幸せにお金を使ってしまっているのです。
また幸せを感じるお金の使い方を考える際に大切な事として、地位財と非地位財というものがあります。
簡単にいうと、地位財はまわりと比べて自分が勝っていることで満足するようなお金の使い方です。
逆に非地位財では誰かと比べることなく満足できるようなお金の使い方になります。
幸福感を感じにくい人の多くは前者の地位財にお金を使っている場合が多いです。
買い物をする時気をつけること
以上をふまえた上で、買い物する時には下記の事を気をつけるようにしましょう!
・買うものを決めてから買い物に出かける
・高価なものよりもコストパフォーマンスを重視して買い物をする
・その時欲しいものは買わず、長く欲しいと思えたものを買うようにする
・人よりいいものを買おうとせず、自分に合っているものを選ぶようにする
1つ目はとても簡単なことですが、無駄なものを買わない方法として必ず実践すべきです。
節約にもなりますし効率的な買い物をすることができます。
買うものをリストアップすることで買い忘れもなくなるので一石二鳥です。
2つ目は値段から商品価値を判断しないようにするということです。
価格の高いものはなんとなく質がいいはずという思い込みがあります。
ですが実際は本当にいいものもあればそうではないことも多いです。
また、原価が高いため高価になっているものもあれば、珍しいから高いものやブランドものだから値段が上がっているものも多いです。
ですので、1つ1つ自分の目でチェックしてお得だと思えるものを買うようにしましょう。
3つ目は本当に欲しいと思えるものの探し方についてです。
例えば物珍しくて素敵なものを見つけた時、なんとなく「今しか買えないのではないか」と思ってしまって買っちゃったなんて経験がある方も多いのではないでしょうか。
そういったものは結局使わず押入れ行きになるケースも多いものです。
もし欲しいと思っても一旦購入はパスしてその場から離れてみて、改めて考えてやっぱり欲しいと思うものを買うと満足度の高い買い物がしやすいです。
4つ目は前述致しましたが、非地位財を購入することです。
幸せを感じやすいお金の使い方としてはとても大切です。
誰かと比べて、よりよいものを購入しようとすると莫大な資産が必要になってきますし、そういったお金の使い方をしているとキリがありません。
買うかどうかの判断は自分にとって必要などうか、本当にそれを自分が好きかどうかが大切になってきます。
おすすめのお金の使い方の例
では具体的に幸福感を得やすいお金の使い方をあげてみたいと思います。
あくまで一例ですし個人の好みなどによって変わってきますので、参考程度にご覧ください。
植物や野菜など
花や観葉植物など部屋を彩ってくれるそれらは、実は非常に安価で購入することができます。
育っている状態のものは高価ですが、苗やまだ小さいうちのものは数百円で購入できるものが多いです。
それらを育てることで幸福感を感じやすくなりますし、得られる幸福感と価格のコストパフォーマンスも抜群です。
野菜であれば育てたものを食べることもできますので更にお得ですね。
旅行をする
植物や野菜とは逆に、こちらは形として残らないお金の使い方です。
行き先によりますが予算が多く必要な場合も多いのでコストパフォーマンスは高いとはいえませんが、幸福感は高いです。
特に旅行にお金を使う時大切なのが、旅行中よりも旅行を計画する段階で楽しむことです。
どこに行くか、どこに泊まるか、何を見て何を買うか、それらを考えているだけでワクワクしますよね。
そのワクワクは無料で得られますし、考えた分だけ実際旅行に行った時に得られる幸福感は高くなります。
自分意外の人に使う
ちょっと宗教的なお話にもなりますが、人に与えた分はちゃんと返ってくるものです。
極端な例をあげるなら、災害で被災された方など困っている人に食べ物や生活用品などの物資を送ってあげたり募金したりした分は、いつかどこかで自分に返ってくるものです。
そして、そうやって回ってきた幸せはお金で買う幸せよりも強い幸福感を与えてくれます。
もっと身近なところですと、旦那さんや奥さんや子供など家族に使うことでも同じ効果が得られます。
誰かのためにお金を使えば、幸せという形になって自分に返ってきます。
そしてこのお金の使い方の素晴らしいところは、自分だけでなく人にも影響のある幸福感なので、それが広がりやすいところにあります。
まとめ
人と比べずに本当に大切なものに使うこと
以上、幸せになれるお金の使い方のご紹介でした。
短期的ではなく長期的で、且つ見栄など張らずに非地位財にお金を使うことを心がけることで得られる幸せはかなり変わってくるはずです。
もちろん上にあげた例は一例ですので、自分にあったより良いお金の使い方を見つけるようにしましょう。